ご挨拶

新時代への『生き方改革 !  “個性と共有”』

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■成長戦略一辺倒の政策が行き詰まり、不安定な時代に! 

 

 いま、世界の先進国が不安定な状況にあります。民主主義の崩壊、自由主義から保護主義へ、人種差別や憲法違反、国のリーダーによるフェイク等々。私はこの原因は、成長戦略最優先で進んで来た事による格差「アンバランス」にあると感じています。進化発展の過程で生まれた社会的課題が摘み残され、不満や不信が拡大し、昨今のIT化によって拡散している状況にあるのです。これからの成長戦略とは、あらゆる面で一杯一杯になっている地球的環境の中で、尚且つ新しい分野を探し求めるというこれまでの延長線上の政策では無く、成長との両輪として存在する人間社会の課題解決に目を向け、その為の新しい発想による取り組みをこれからの時代の成長戦略とすべきであると考えます。そこに気付かないリーダーは、政策をシェア争いに照準を合わせ「○○ファースト」となってしまうのです。シェアするという言葉を、分かち合うという意味のベクトルへ誘うポリシーが求められる様になったのです。しかしこれまで通り奪い合うシェア争いとなると、果ては戦争となってしまいます。これでは歴史の繰返しではありませんか?何を学んで来たのでしょうか?昨今の急激な変化と現状の局面、そして人間社会の未来のあるべき姿について、世界の国々の殆どの国民は、理性ある大人の考えをしっかりと内に秘めています。しかし、一部の国の一部の政治リーダーの考えや姿勢が故に、先行きの不安定さを生み元の木阿弥となる危険性をはらんでしまっています。

 

 この様な、世界の多くの人々には受け入れない、一国の政治の行動に我が国も追従する事で、万が一、国民に取返しのつかない犠牲が生じ国として大きな代償を払う事態になったとすれば、それは、これまでの幾多の先人達の犠牲の上に立って近代国家に進化した日本国民として、決して許されるものではありません。

 

 

■「第4次産業革命」を活かした社会修復型成長戦略を!

 

 昨今、世界は第4次産業革命と言われる方向へ動いています。このまま進むと、更に格差を増幅させるのではないかと心配しています。産業革命といえば、新たな雇用を創出し景気を上昇させ国民生活に幸福をもたらす!というのが、これまでの歴史的事実では無かったでしょうか?しかし、現在進行中の産業革命は、どちらかというとITの究極的進化による流通革命です。消費の手段が大きく変わって行きます。極論すると「BtoC、CtoC」への移行です。中間に存在している業種は徐々に省かれ、IT業界によって一元的にコントロールされて行きます。消費者の個人情報に関しても、IT企業によって全てクラウド上にデータ管理され選別されて行きます。貴重な情報やチャンスは購買頻度の多い富裕層に集中して行くでしょう。当然、労働も合理化効率化されますから結果的に就労率は逆に減少して行きます。また、各地に営業拠点は不要となり益々東京への一極集中が進むでしょう。国内外の金融や国の財政も同じ方向を示すでしょう。人口減少が進む日本に於いて、若々しい労働力はIT産業への売り手市場となり、地方や他産業は人材確保の為の労働環境や賃金競争に勝てず、更に人手不足が進みます。リアルな物やサービスを全国津々浦々に届ける物流関連業界等は、その人手不足や過剰労働の深刻さを増す事が懸念されます。

 

 以上の様な産業構造の変化は加速度的に進んで行くと思われます。この様に、IT時代が本格化することで新しいライフスタイルが進み利便性は増すものの、その手段がリアルからネットへ移るという買い替え需要が進むだけで、1日24時間の限られたライフスタイルの中で、新たな生活時間が生まれる訳ではありません。つまり、GDP増にはつながらない産業革命です(勿論、医療や治安防災など、経済効果では計り知れない社会的価値は生まれると確信します)。むしろ、生産流通の効率化とエネルギーの進化そして人件費削減効果により、コストがどんどん低減します(消費者には有りがたい事ですが)。更に生産革命による品質向上で商品寿命も延びます。そこへ来て、我が国は消費力の絶対的指標となる人口が減少します。どう考えても、これからの日本のGDP増は極めて難しい環境になると言わざるを得ません。これまでの様な考え方で成長戦略を進めていると、こういう先行き見通し論となってしまう予測を、国全体で共有しておかなければならないと考えます。

 


 

■上記考えに立った成長戦略のキーワード『バランス!』

 

 しかし、ネガティブな事を言っていても意味がありません。リスクが予測出来ている訳ですから、それを克服する為、これまでとは視点を変えた思い切った手段の構築あるのみと考えます!そして、この産業革命というわれる経済の構造変化を、国民的利益に資する方向へ導く発想と行動力が求められる!という事になります。

 

 私は、このリスクを前提とする社会的課題をチャンスに変える成長戦略を「NEWソーシャルマーケティング」と唱えています(私的過大解釈)。マーケティングというと通常は、民間企業の利益追及の為の市場戦略を意味します。つまり「リターン>リスク=利益」という方程式です。それを「リスク軽減>リターン拡大=成長」とも捉えるのです。つまり、利益や成長というのは、成果の追及だけでは無く、課題の克服も成長に繋がるという意味と捉えます。そして、その+と-の格差の是正こそが、これからの時代の「アンバランス修復」を目標とする成長戦略である!という考え方なのです。この解釈こそ、地球的環境が一杯一杯になった時代、人口減少時代、高齢者が人口的メジャーの時代に、取組まねばならない戦略コンセプトであると申し上げたいのです。というより、これしか成長する術は無いと言っても過言ではないと思っています。更に付け加えるならば、「成長=経済の成長」というこれまでの国民的概念から、「成長=人間社会の成長」という概念への意識改革を図らなければなら無い時代になったとも言えます。そう考えますと、優先順位は手に取るように見えて来る筈です。「経済的成長」は縮小しても「社会的課題」が克服されて行く!この取り組みと成果はまさに成長ではありませんか!?

 

 この戦略を官民協働の元、人工知能やIoTの強化導入で成功へと導きます(財政出動は抑え民間主導で)。社会的課題を修復しつつ雇用や経済効果を生むという一石二鳥の「財政経済一体改革」により、国難克服を地方創生と共に推進します。その結果生まれる成果や社会経済の変化変遷こそ、新たな産業革命と言えるのではないでしょうか!? そう考えると、第4次産業革命とは、決して富や利便性の追及の為に生れて来たものでは無く、時代の要請により必然的に、人間社会のアンバランス修復を使命として生まれた産業革命であるかもしれません。恐らく、目論んだ主役は、「AI」でしょう!?

  

  

■これからの時代の「生き方改革ヴィジョンの明確化」『個性と共有:Personality & Sharing ! 』

 

   

 僭越ですが、私のミッションはその為のプラン策定とプロデュースと自覚しております。ビジネスライフのエピローグに、社会貢献への志と情熱をもってラストシーンにチャレンジしたいと考えております。これからの我が国は、今後、国難と言われている経験したことの無い社会に突入して行きます。私は、人が人生のどの時点に至っていても、全ての方々に、これから先の時代変化に対応し得る「人生物語」のイメージを描き、自らを主役に具体的ライフプランという脚本の元に演じて頂きたいと思っています。もし映画であれば、役者に求められるのは「個性:キャラクター」的な表現です。きっと本番の人生でも同じだと思います。決して自分ファーストという意味では無く、自分にしかな無い「個性や自分らしさ!」という意味です。

 

 これから展開する舞台においては、利便性豊かなIT時代の情報収集に努めながら、過去は反省だけにして(私の場合ですが)、短くても長くても、現時点における健康維持基盤を確立し、未来に対する夢や希望をしっかりと掲げ、その景色を追いかける事が大切であると感じます。自ら選んだステージに自らスポットライトを当て、遣り甲斐ある楽しく充実したステージを送り、自ら自信を持って拍手喝采出来る人生。それが、これからの「価値」であり「幸福」であり、更には「成功」と言えるのではないか!?と思っております。 ステージに立てば、相手役のセリフにもしっかり耳を傾けなければ、それに呼応して気の利いた自分らしさを表現出来ません。自分の個性を発揮する為には、周りに存在する他の人の良さ悪さも発見し理解しなければなりません。大なり小なり、必ず、同じ人としての類似性や個性がある事に気付きます。究極的には、一つの地球上の同じ仲間として(人類誕生の歴史を辿れば家族になります)、共有し分かち合うことが出来る社会が、人間社会の最終的な成長戦略目標ではないでしょうか!? 

 

 私が唱えています「NEWソーシャルマーケティング」の最終的成果目標は、人としての成長を促進する事で、相手の立場を思いやる行動を促す文化風土が醸成され、決して戦争等と言う争いや奪い合いが起こらない起させない、人・地域・国となり、地球が一つにまとまって行く事を描いています。

 


ソーシャルマーケティング2020 研究室

プロデューサー    吉田 貴志